前立腺マッサージのすすめ

ドライオーガズムのメカニズムや長所・短所を解説

ドライオーガズム (dry orgasm) とは、男性が射精を伴わずに得る性的興奮の絶頂(オーガズム)。射精しないため何度でもイクことができ、その快感は女性のオーガズムに匹敵すると言われています。ドライオーガズムの仕組みや長所・短所を解説します。

前立腺マッサージの快感

前立腺マッサージの経験者に話を聞くと、口を揃えて「ドライオーガズムは射精と比べものにならないほど気持ちいい」と答えます。

それって本当なの?と初心者は思ってしまいますよね。

素人考えだと「お尻の穴に異物を入れるなんて痛そうだな」とどうしても不安になってしまいます。前立腺で気持ちよくなるって、一体どんな感じなのでしょう? 前立腺マッサージでドライオーガズムを達成するとどんなメリット(あるいはデメリット)があるのでしょうか。

今回はドライオーガズムの奥深さについて解説します。

ドライオーガズムの感覚

ドライオーガズムってどんな感覚?

前立腺マッサージの体験談を読むと、こんな声がよく載っています。

・全身にビリッと電気が走ったような感覚があった
・ビクビクと体が震えたかと思うと、快感が体中に巡ってきた
・痙攣して女性のように喘ぎ声が止まらなかった
・射精直前のむず痒いようなゾクゾク感がずっと続いている感じ
・快感が波のように何度も何度も押し寄せてきた


――ドライオーガズムはこのような快感をもたらします。共通しているのは「気持ちいい」ということ。普通の射精のような局所的な快感と違って「全身の快感が断続的に続く」ということです。

ドライオーガズムとは、射精を伴わずに達するオーガズム。つまり、乾いた(ドライ)オーガズムです。反対に、通常の射精ありのオーガズムは「ウェットオーガズム」と呼ばれます。

ドライオーガズムは精液を放出しないので、何度でもイクことができます。男性なら射精直前にゾクゾクする気持ちよさを感じた経験があると思いますが、あの快感がずっと続くのがドライオーガズム。一説によれば、ドライオーガズムの快感は射精の10倍以上とも言われます。

もっとも、そんなドライオーガズムを得るためには前立腺の開発が必要です。

前立腺を圧迫しても、慣れないうちはむず痒いような感覚しかないかもしれません。人によってはにぶい痛みずきずき疼くような痛みを感じる人もいます。

ですが、最初はそれが正常な反応なのです。初心者の前立腺は、例えるなら処女の膣のようなもの。根気よく開発していけば、次第に気持ちよくなるので心配することはありません。

ドライオーガズムのメカニズム

女医

射精は脊髄反射によって起こる

ドライオーガズムのメカニズムを語るには、まずは射精の仕組みについて考えてみる必要があります。なぜなら「イッたとき射精したか、してないか」「ドライオーガズムに達したか、達してないか」その境界は射精のメカニズムと密接な関係があるからです。

ざっくり説明すると、射精は「脊髄反射」によって起きる現象です。

脊髄反射とは、例えば膝を叩いたときに勝手に脛が持ち上がるような反射を指します。自分の意志と関係なく、体が動いてしまう反応です。

射精もそれと同様に、脊髄にある射精中枢からの命令によって起こる反射であり、命令が発生すると自分の意思では止めることができません。

この射精中枢からの命令は、ペニスに一定量の刺激が伝わることによって発生すると言われています。


前立腺は精液を押し出す「ポンプ」

前立腺マッサージの断面図

さて、それでは射精する際には、具体的に体内でどんなことが起きているのか。そこには前立腺が大きな役割を果たしています。

射精における前立腺の役割は、大きく2つあります。

1.前立腺液の分泌

前立腺には「前立腺液」を分泌する役割があります。

前立腺液は精液の25%を占める体液で、精液に栄養素を与えたり精子を活性化したりする役割を果たしています。ちなみに精液特有の「栗の花の匂い」は、前立腺液に含まれるスペルミンという物質が元になっているそうです。

2.精液を尿道に押し出す

もう一つ、前立腺液には重要な役割があります。それは精液を尿道へと押し出すポンプとしての役割です。

性的興奮が高まると脊髄の射精中枢が反応し、精巣で製造された精子が精嚢を経て前立腺まで運ばれます。そこで前立腺液や精嚢液と混ざりあって精液になります。

この段階で精液が溜まっている前立腺は内圧がかなり高まっています。これは精液の放出を防ぐため膀胱括約筋や尿道括約筋がギュッと締まっているからです。

そして、興奮がピークに達すると尿道括約筋が弛緩します。このとき圧力によって前立腺が収縮して精液が押し出され、会陰部にある球海綿体筋の脈動によって尿道内を運ばれて勢いよく体外へと放出されるのです。

これが「射精」の仕組み。射精時のあの強烈な快感は、この前立腺や球海綿体筋の激しい収縮が正体です。

前立腺は精液を尿道に押し出すポンプであり、同時にオーガズムにも深く関わっているのです。


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ドライオーガズムのコツ

ドライオーガズムに達した男性

上記からわかることは

・脊髄の射精中枢が反応しない(=射精しない)
・前立腺だけが痙攣を繰り返す

これらの発生条件が揃えば、ドライオーガズムが可能だということです。

ここで大事なのが「前立腺だけが痙攣を繰り返す」ということ。そのためにはペニスには極力触れず、前立腺だけを刺激するのがドライオーガズムのコツです(ペニスを刺激すると射精中枢の命令で精子が前立腺内に移動し射精しがち)。

ドラ―オーガズムを達成するコツには他にこんなものがあります。

喘ぎ声を出してエネマグラを動かす

セックスをしているときに大きな声で喘ぐ女性って多いですよね。あれは喘ぐことで自らオーガズムの受け入れ準備態勢を整えているわけです(考えてみれば、男性もイク瞬間はやはり「ああっ」とか「ううっ」と声が出てしまうものです)。

大声を出すと、とても開放的な気分になれます。メンタルが開放されると、人間の身体は快感をよりいっそう受け入れやすくなるのです。ということは、前立腺マッサージをするときもやはり積極的に喘ぎ声を出した方がドライオーガズムを迎えやすくなるわけです。

前立腺マッサージで喘ぎ声を出す効用はドライオーガズムのメカニズムにも直接かかわっています。

ドライオーガズムを目指す男性の中には、前立腺マッサージ補助グッズとしてエネマグラなどのアナルグッズを使用している方も多いことでしょう。

このとき、呼吸のリズムに合わせて直腸内でエネマグラが勝手に動くのを経験したことがある方も多いはず(腹式呼吸を意識して、深呼吸していることがポイント)。

これは息を吸ったり吐いたりすると、骨盤底筋(PC筋)や肛門括約筋も一緒になって動くから。前立腺マッサージでドライオーガズムを導くには、この筋肉の動きによって前立腺を間接的に刺激してあげることが重要となってきます。

エネマグラ挿入図

大声で喘いでいると、括約筋によってエネマグラの蠕動(ぜんどう)が促され、前立腺が刺激されます。そこでエネマグラの動きに意識を集中し、さらに「息を吸う/吐く」の動作を繰り返していると、だんだん開放的な気分になり快感が下半身に集まってくるのを感じるはずです。


女性になりきってみる

女装した男性

演技ということで言えば、女性ものの下着や衣類を身に着けたり化粧をしたりして「自分は女だ」と自己暗示をかけることもドライオーガズムには有効です。

ドライオーガズムは女性的オーガズムですし、喘ぎ声を出すのもどちらかと言うと女性的な行動ですよね。ですから喘ぎ声を出したり女装をしたりして、すすんで「女性的な行動」をとることでドライオーガズムを得やすくなります。

女性になりきるためにはちょっとしたコツがいりますが、初心者は好きな女性アイドルや女優に自己投影してみるのがやりやすいでしょう。

AVが好きなら、好みの女優になりきるのが手っ取り早いでしょう。その女優の出演作品を鑑賞しながら、喘ぎ声を真似してみてください。

このとき、喘ぎ方を作品内の女優にシンクロさせるのが秘訣。作品中で女優がイッたら、自分も同時にオーガズムに達した「ふり」をする。これを繰り返すうちに、だんだん女性化のコツが掴めてきます。


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ドライオーガズム達成までの時間

アナルバイブの挿入

ドライオーガズムは一朝一夕で達成できるものではありません。セックス経験が少ない女の子がなかなかイケないように、前立腺を開発するにはある程度の時間がかかるんです。

だから「なかなかドライオーガズムに達しない」という人も心配することはありません。根気よく開発していけば、ドライオーガズムは向こうからやってきます。

その開発にかかる時間は、トータル30時間ぐらいは見ておきましょう。

もちろん連続30時間ではなく、あくまでも「トータル」での話。例えば、アナニーを毎日30分間するとしたら前立腺開発に2か月ほどかかる目安となります。

ドライオーガズム達成までにかかる所要時間(および期間)には個人差があります。上記のように2か月足らずでイケるケースもあれば、半年以上かかるケースもあります。


肛門の柔軟性アップは少しずつ!

肛門の柔軟性アップには時間がかかる

普段動かさない筋肉が固くなるのと同じく、肛門も使ってないと柔軟性が足りなくなってしまいます。それを防ぐには、普段から少しずつマッサージをしておくことが大切です。

ここでは「少しずつ」というのが重要なポイント。

急激な運動をすると、筋肉痛になってしまいますよね。肛門もそれと一緒。

肛門の粘膜は普段から刺激を受ける場所ではないため、耐久力があまりありません。そのため、慣れていないうちはアナニーで長時間の刺激を与えると摩擦で痛くなってしまいます。

だから肛門は一日でほぐそうとせず、数日間かけてほぐしていく必要があるのです。繰り返しアナニーをすることで柔軟性が高まり、耐久力も上がってきます。

ドライオーガズムの長所と短所

ドライオーガズムとは

通常のオーガズム(射精)と比べて、ドライオーガズムにはメリットが数多くあります。ここではドライオーガズムのメリット(とデメリット)をご紹介します。

ドライオーガズムの長所(メリット)


・快感が長い間続く

ドライオーガズムの快感は波のように何度も体感できます、場合によっては1時間以上も快感を得られるケースもあるとか。ドライオーガズムには射精というゴールがないため、いつまでも気持ちいい状態が続くのです。

・射精よりはるかに気持ちいい

ドライオーガズムに達すると「体中を突き抜けるほどの快感」が走ります。とめどなく押し寄せてくる快感の波に身体がガクガク震えて、女性のように体を預けて喘いでしまうほどです。

・「賢者タイム」がない

射精した後、急に頭が冷静になって性欲が醒めてしまったり、、虚脱感に襲われたりする「賢者タイム」。ドライオーガズムにはこの賢者タイムがありません。

むしろ、オキシトシンという「愛情ホルモン」が分泌されるため、幸福感に包まれます。

ドライオーガズムの短所(デメリット)


・達成までに時間がかかる

前立腺を開発して快感を得られるようになるには、平均して2か月~1年程度はかかると言われています。ドライオーガズムの達成には、根気強さが必要なのです。

・前立腺開発に細心の注意が必要

前立腺はとてもデリケートな器官です。

万が一、直腸を傷つけてしまったら出血が止まらなくなって、病院送りなんて恥ずかしい思いをすることも。くれぐれもご注意ください。

ドライオーガズムの口コミ体験談

口コミのイメージ

実際にメスイキを体験した人の口コミを集めてみました。

ドライオーガズムは、本当にクセになるほど気持ちがいい。時間に余裕のある時は、1回絶頂を迎えてもすぐにまたしたくなって、前立腺刺激グッズを入れたままの状態で始めてしまう。オーガズムを覚えた女性が、何度も男性に求める気持ちが分かった。

前立腺刺激でドライオーガズムを経験できるようになると、いろいろな部位でドライオーガズムを引き出せるか試してみたくなる。今は乳首責めでドライオーガズムを経験中。こんなに気持ちがいいものなら、もっと早くドライオーガズムを体験しておきたかった。


一方、ドライオーガズムがあまりにも気持ちよすぎて怖くなった、といった声もよく聞かれます。

ドライオーガズムを覚えたての頃、何度も連続してやっているうちに、フラッシュバックに似た症状に陥った。街を歩いている時でも、急に『絶頂』がやってきて目が眩み、立っていられなくなったので、それから少しずつ回数を少なくして間隔を空けるようにしている。

ドライオーガズムの感じ方は人それぞれ。他人のことはあまり気にせず、感じるままにメスイキを楽しむのが一番ですね。

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